hokuchin memorial museum

旭川駅から護国神社行きのバスで15分くらい。ルートは多様ですが地方都市と思えないくらい頻繁にバスがあります。旭川駐屯地の中にある旭川の屯田兵による開拓史と、旭川に拠点を置く旧陸軍第七師団と自衛隊第二師団の歴史に触れることが出来ます。入場料は無料で、自由に見学も出来ますが、自衛官による30分ないしは60分コースの説明付き見学も可能です。ノモンハン事件で『そもう「ソ蒙」』なんて、一般人じゃ分からないかなと思う専門的な文言を使いますが、それはご愛嬌。屋内に展示できる三八式小銃や制服など資料は満載でした。自衛隊の資料館は旧陸軍、自衛隊万歳！色は薄いのが特徴で、ただ淡々と並べらていますので、一般人の方もお気軽にどうぞ。

自衛隊の敷地内にある博物館です。訪れる前は自衛隊の宣伝のための資料館なのだろうと想像していましたが、展示の多くは、北海道の開拓や歴史に関する展示でした。もちろん、旧陸軍第七師団に関する展示や戦時の展示も多々ありましたが、それを前面に押し出してくることなく、北海道開拓の歴史の一つとして第七師団があったという位置づけでの展示で、違和感なく見ることができました。また、自衛隊の記念館ということで寄贈してくれる人が多いからかと思いますが、さまざまな珍しい品を所蔵・展示していました。ここの大きな特徴のひとつとして、自衛官の方が館内の案内をしてくださることです。非常に丁寧に説明してくださり、わかりやすいです。１階にはミュージアムショップまでありました。立地は旭川市中心部からは少々離れているので、車がおすすめです（国道沿いなので路線バスもあります）。これが無料とは、さすが自衛隊の施設です。